マネーツリーを使う前に知っておきたい大事なポイント、マネーフォワードとの細かい違いを紹介。

お金の悩み

こんにちは。シナプスたけだです。
金融資産7000万円を目標に、労働、節約、投資でFIREを目指しています。

毎週の資産公開で使用している家計管理アプリをマネーフォワード有料版からマネーツリーに変更して、半月ほど経過しました。

以前はマネーフォワードをメインに使っていたため、マネーツリーの細かい仕様に気が付かなかったのですが、メインでマネーツリーを使い始めてわかったことがいくつかあります。

これからマネーツリーを使う人にも参考になると思いますので、公式サイトでは解説されていない細かい仕様について、私が大事だと思うものを紹介いたします。

公式サイトで公表されている仕様

まずそれぞれのサービスについて公式サイトで提供されている情報を以下で整理します。

マネーツリーの仕様

マネーツリーの公式WEBサイトで発表されている仕様は次の通りです。

※出展:マネーツリー公式WEBサイト

無料で50件の口座連携が可能であること、広告表示がないことはマネーツリーの強みと言えそうです。

有料版にすると月次レポート、経費管理、レシート保管などの機能が使えるようになりますが、無料版でも家計管理、資産把握の目的であれば十分な機能が提供されています。

マネーフォワードの仕様

マネーフォワードの公式WEBサイトからの情報は次の通りです。

※出展:マネーツリー公式WEBサイト

無料版だとデータ閲覧可能期間が過去1年分に制限されることと、連携可能な口座数が4件に限られてしまうことが大きなデメリットです。

有料版だと上記の制限は解除されますが、月額500円、年額5300円の料金が発生します。

個人的には自分の資産を把握するのに金をかける合理性を見出せないので、有料版を使う予定はありません。

マネーツリー公式サイトではわかりづらい重要ポイント

各公式サイトからの情報で判断すると、銀行・証券口座やクレジットカードなど金融サービスを4件以上利用している人は、無料で資産・家計管理をするにはマネーツリーに軍配があがると言えそうです。

しかしながら、マネーツリーには公式サイトでは見つけづらい仕様がいくつかあり、人によっては致命的な短所になり得る注意事項もあります。

それらについて、私が個人的に大事だと思う点から順に紹介します。

楽天銀行の口座連携ができない

これが一番の注意点だと思うのですが、マネーツリーは楽天銀行と連携できません

楽天銀行をメインバンクに使っている人にとっては致命的な欠陥だと思います。

もし楽天銀行のヘビーユーザーがマネーツリーを利用する場合ですが、マネーフォワード無料版で楽天銀行を登録し、他の口座、金融サービスはマネーツリーに登録すると良いと思います。

なお、楽天銀行は連携できませんが、楽天証券の口座なら連携は可能です。

また、楽天クレジットカードも連携できます。

正直、なぜ銀行だけ連携できないのかよく変わらないのですが、私は楽天銀行は普段利用していないので、特に不便は感じず使用できています。

楽天キャッシュの残高が反映されない

マネーツリーでは楽天キャッシュの残高も反映されません。

私は楽天キャッシュは投資信託の定期積立に使っているだけなので、特に不便には感じていません。

ただ、楽天キャッシュで日常の買い物をしたり、残高を多くキープしている人にとってはデメリットになり得ると考えます。

マネーフォワードでは楽天キャッシュの残高も現金カテゴリで反映できるので、楽天銀行と同様、マネーフォワード無料版の方でカバーするといいかもしれません。

マネックス証券の外貨建て預り金が反映されない

マネックス証券と口座連携はできるのですが、なぜか外貨建ての預り金が資産に反映されません。

マネーフォワードで資産把握をしていた頃、同じ口座を連携しているのになぜか残高表示が違うので変だなと思っていたのですが、これが原因でした。

最初は不具合化と思ったのですが、連携をやり直しても、アプリを再インストールしても反映されないので、こういう仕様のようです。

個人的にはこれが一番不満に感じている点なのですが、いずれ修正してくれることを期待しています。

マネックス証券で外国株式投資をしている人は把握しておきたい事項だと思います。

口座情報の口座情報は原則1日1回のみ(手動更新も原則無効)

マネーツリー無料版では口座情報の更新が原則1日1回のみに限定されます。

厳密には金融サービスごとに違うようなのですが、ほとんどが一日一回に限定されています。

各講座の設定画面には手動で更新するボタンも存在するのですが、更新回数の限界に達していると、これを押しても更新されません。

マネーフォワード無料版でも口座ごとに手動更新はできるので、手動更新ができないのはマネーツリーの弱点の一つと思います。

更新タイミングは、その日の最初にアプリにログインした時に更新されるようになっています。

ログインするだけで一括更新されるので、その点は便利です。

ちなみに、アプリを起動しない場合のバッググラウンド更新は週に1回となっています。

更新頻度は高いとは言えませんが、資産額や家計は時々チェックできればいいという人は、特に問題ない点だと思います。

資産、支出の変動のグラフは月単位でしか表示できない

マネーツリーにも資産、支出ををグラフ化する機能はあるのですが、月単位でしかグラフ化できず、日ごとの資産変動は把握できないようになっています。

ただ、日ごとの資産変動のグラフ化はマネーフォワードでも有料版限定の機能ですし、過去の資産の変動を細かくみることにあまり意味はないので、無料で月単位で把握できるなら十分だと思います。

マネーフォワード無料版では過去1年分のデータしか閲覧できないため、昨年同時期との支出の比較ができず、支出の見直しにおいてはマネーツリーの方が目的に合うと思います。

(まとめ)マネーツリーを実際に使ってみた上での所感

上記ではマネーツリーについて公式サイトからの情報や、実際に使わないとわかりづらいポイントを紹介しましたが、総括として実際に私の所感を述べると、資産把握や家計簿管理をするならマネーツリーの無料版でまったく問題ないと思います。

楽天銀行が連携できない点は要注意ですが、それ以外の金融サービスを無料で50件まで登録できるのが素晴らしすぎます。

楽天クレジットカードの連携は可能なため、クレカ支出を管理する上ではマネーツリーでも問題ありません。

楽天銀行だけマネーフォワード無料版か公式アプリでカバーして、それ以外はマネーツリーで連携すれば、あまり不自由なく資産管理と家計管理ができるでしょう。

資産額が大きくなってくると、リスク分散のために預金を複数の口座に分散させたり、目的ごとに複数の証券口座で資産管理を行うケースが増えます。

そうした時に、マネーフォワード無料版の連携数4件は致命的なので、有料版への切り替えか、他のアプリへの乗り換えが必要になります。

私は自分の資産を把握するために年間5000円以上のお金を払うことに抵抗感があるため、マネーツリーに乗り換えましたが、乗り換えてよかったと感じています。

ただ、マネーツリー無料版のサービスも今後改悪される可能性はありえるため、便利なサービスの情報は継続して集めて、良いものがあればまたご紹介したいと思います。

マネーツリーを利用して資産公開や家計簿公開を定期的に行っていますので、興味があればこちらも参照いただけると幸いです。

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