円の実力が過去最低!ドルやユーロより買うべきものは?

お金の悩み

こんにちは。シナプスたけだです。

適応障害を抱えながら、労働、節約、投資でFIREを目指しています。

最近本当に仕事が辛くて仕方ありません。

心の中で「やる気出さなきゃ」と焦るほどプレッシャーを感じてやる気が失われていきます。

「自分はもっとできるはずだ」

「以前はこんなことで挫けたりしなかった」

そんな考えも頭によぎり、自分で自分が情けなく感じます。

自分に自信が持てない状態というのは、辛いものです・・・

数カ月前は自然にできていた仕事なので、能力的な問題ではなく、やっぱり心の問題だと思います・・・。

こんな状況で仕事を続けるのはよくないと思い、部長に相談し、来週から2週間くらい試しに休んでみることにしました。

仕事の都合もあって、2週間まるまる休めるかはわかりませんが、この間に何とか体調を戻せるところまで戻したいです。

休みの間、療養がてら温泉などに出かけるのもいいかなと思ったのですが、よく考えるとこの時期は一つ懸念があります。

それは中国です。来週から10月初旬にかけて、中国では国慶節という連休があります。

福島原発の処理水放出への反発などもありますが、おそらくこのタイミングで中国人旅行客が一気に増えることは容易に想像できます。

ゆっくり療養するのが目的で遠くに足を延ばしたところで、オーバーツーリズムの負荷に巻き込まれたら、たまったものではありません。

泊りがけでの遠出は控え、以前行った足裏マッサージなどで疲労をリセットしつつ、たまには出前やピザなどを頼むなど、リフレッシュ方法を考えます。

そもそも最近都内はどこも外国人観光客であふれています。

上野あたりを歩いていると日本語の会話を聞くことの方が少ないです。

これには昨今の円安が影響していることは想像に易く、日経新聞によると、円の実質実効為替レートは過去最低となったそうです。

外国人にとって日本の割安感は見かけの円安以上に増していると思った方がよいでしょう。

私が就職したのは2011年ですが、その頃と比べると、現在の円の実質価値は半分程度に目減りしています。

現在の給料は額面では初任給の倍くらいにはなりましたが、実質的な価値は初任給を貰っていた頃とあまり変わらないことになります。

加えて増税や社会保険料の負担増で手取りはさらに減ってます。

それは貧しくなりますよね、ニッポン。

日本は30年間デフレと言われ続けていたにも関わらず、この間も食品や日用品などモノの値段がどんどん上がり続けていた記憶がありますが、それは結局のところ円の価値が目減りしていたからと考えると納得感があります。

実際のところ、2011年頃の10万円と、現在の20万円って、そんなに価値が変わらない気がします。

例えば、2011年発売のiPhone4sの価格は5万円くらいでしたが、今年発売のiPhone15は15万円もします。

もちろんスペックに差があるので単純比較はできませんが、スマホの最新機種を購入できる価格としてみれば、円の価値の目減りは実感するところだと思います。

ではドルやユーロを買っておけばよかったのかといえば、それもちょっと違う気がします。

米国も欧州も激しいインフレをどうにかするために金利を引き上げて、今の円安基調になっているわけですから、結局のところ円だけではなくドルもユーロも貨幣の価値がどんどん下がり続けているということです。

そう考えると、買っておくべきは金や不動産など比較的インフレに強いアセットクラスであって、ドルなど外貨を買っておけばよかったという単純な話にはならない気がします。

貨幣価値の目減りという経済成長に伴うリスクに対処するには、金や不動産などを組み入れてポートフォリオを形成しなければ、対応できないんじゃないかと思います。

私が資産額5000万円に達してもFIREできないと考えた理由も根本的には同じことで、資産のほとんどが株と預金だからです。

FIRE後、貨幣価値が目減りしていく中で株価暴落をくらったら、あっという間に生活が立ち行かなくなりそうです。

一応、不動産は自宅を持っていますが、金やリートは、これから徐々にポートフォリオに組み入れていこうと思います。

特に金はよくわかっていないため、休みの間に少し勉強してみようと思います。

労働を休んでいる間にも、節約と資産形成にコツコツ取り組むことが、FIREへとつながる唯一の道です。

仕事には挫けましたが、FIRE達成に向けた下積みはこれからも頑張ります。

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