【この記事の内容】
- モンスターボールの設定について
- モンスターボールの中身について
- 捕獲時のモンスターボールの中では何が起こっているのか

モンスターボールの中はどうなっているのでしょうか?
ポケモンの捕獲や持ち運びに必要なものと言えばモンスターボールです。
モンスターボールの中はどうなっているのかは、誰もが一度は疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
モンスターボールはアニメでもゲームでもよく登場するアイテムですが、その仕組みについてはあまり詳しく知られていないように思います。
そこでではモンスターボールの仕組みや中がどうなっているのかを紹介します。
モンスターボールの設定について
ポケモンの重さは一定になる
まず気になるのは、捕獲されたポケモンの重さについてです。
ポケモントレーナーは、どんなに重たいポケモンが入ったモンスターボールでも持ち運び、簡単に投げています。
一体、ポケモンの重さはどうなっているのでしょうか?
この疑問に対する答えは、ポケモンだいすきクラブの「もやもや世界ガイド」で次のように説明されています。
どんなに大きく重いポケモンも、手の平サイズのモンスターボールの中に入ると重さは一定になり、子どもでも簡単に持ち運べます。
ポケモンだいすきクラブ https://www.pokemon.jp/special/moyadoga/guide/science.html
現実世界であれば質量保存の法則で大変なことになるところですが、ポケモン世界ではそのような心配はいらないようです。
ポケモンにとって居心地のいい環境になっている
そしてもう一つ気になるのは、モンスターボールの中がどうなっているのか、です。
この疑問についてもポケモンだいすきクラブである程度説明がされています。
また、そのサイズからきゅうくつに見えるかもしれませんが、モンスターボールの中は、ポケモンにとって居心地のよいかんきょうになっているのです。
ポケモンだいすきクラブ https://www.pokemon.jp/special/moyadoga/guide/science.html
普通に考えると、人間サイズくらいの生物が手のひらサイズに圧縮されたら、どう考えてても無事に済まない気がしますが、ポケモンにとっては居心地がよい環境になっているそうです。
タマムシ大学のニシノモリ教授の研究成果によって生まれた
モンスターボールの開発には、タマムシ大学のニシノモリ教授という人物の研究成果が役立てられているという話があります。
ニシノモリ博士が衰弱したオコリザルの体が小さくなることを発見し、モンスターボールの研究につながったというものです。
ニシノモリ博士についてはポケモンだいすきクラブでも説明されています。

ニシノモリ博士はゲームには登場しない人物です。
モンスターボールの中の構造
モンスターボールの中の構造がどうなっているか、詳しく説明した記述は見つかりません。
しかし、実はモンスターボールの中身は、初代アニメの第一話にバッチリ映っているシーンがあります。
それがこちらです↓

このシーンはオーキド博士の研究所で、サトシが最初のポケモンを貰うときのものです。
遅刻したサトシはゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲの入っていたボールを開けて中身を確認しますがが、画像のとおり中身が空っぽだったため、ボールの中身だけが映りこんだシーンとなっています。
画像を見る限り、モンスターボールの中の構造は空洞になっているだけのようです。
この空間にポケモンが格納されているのだと考えられます。

ちなみにサトシが最初に選ぼうとしたポケモンはゼニガメです。
ゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲはすでに他の人に貰われた後だったため、残っていたピカチュウと一緒に旅に出ることになりました。
捕獲時のモンスターボールの中で何が起こっているのか
最後は、ポケモンを捕獲する際にモンスターボールの中で起きていることを考えてみます。
ポケモンの捕獲は以下のステップを踏むことで成功します。
- ポケモンと戦って弱らせる
- モンスターボールを投げてポケモンにぶつける
- ポケモンがモンスターボールにいったん入る
- ボールが3回揺れる
- 揺れが止まって音とともに☆が出たら捕獲完了
ボールが揺れるのはポケモンが捕獲に抵抗しているためだと考えられます。
最初にポケモンを弱らせておくのも、ボールに入れやすくするためと、捕獲時の抵抗力を削ぐためでしょう。
そして、捕獲に関してもう一点重要なことがあります。
それは捕獲直後からポケモンはトレーナーのいうことを聞くようになるということです。
たとえば、アニメ新無印8話の「負けるなポッチャマ! シンオウ地方の流氷レース!!」では、ゴウが捕獲して間もなくタマンタで流氷レースに出場しています。
地味にゴウのタマンタが可愛かったと思うの
— あず (@ruberu080) January 12, 2020
やる気なさげなジト目でレースに参加してるタマンタちゃん可愛い
かと思えばピカチュウを乗せてくれる優しい子なのもいいよね
しかしマンタインサーフならぬタマンタサーフだなコレ#アニポケ pic.twitter.com/VISs9xRnQG
また、新無印88話「トライアルミッション! 深海潜水調査団!!」ではゴウが野生のキングドラを捕獲して、すぐにキングドラの技を使って海中からの脱出するというシーンがありました。
ポケットモンスター 新シリーズ 88話感想
— k-ty@通りすがりの世界の破壊者 (@kty72276404) November 21, 2021
あくびと渦潮が1ターンでできちゃうキングドラ強すぎ
剣盾プレイヤーがキングドラ使っちゃうなw
てっきりシードラと仲良くなってシードラ進化してゲットとか生ぬるい展開になると思ってたわw
ねらいうちでモンスターボール飛ばせるインテレオンがすごいわ pic.twitter.com/T2KfAfzfH9
直前まで戦っていた相手のいうことを聞くようになるのですから、これは大きな変化です。
ここからは考察ですが、おそらく捕獲時にボールの中で洗脳に近い調教のようなことをして、トレーナーのいうことを聞くように教育しているのだと思われます。

ポケモン捕獲の難易度は、洗脳への抵抗力なのかもしれませんね…
まとめ
以上、モンスターボールの仕組みや中身について紹介しました。
モンスターボールに入ったポケモンは重さが一定になるため、カビゴンなどの重たいポケモンでも10歳のサトシが簡単に持ち運べるようになります。
こんな便利なモンスターボールは、タマムシ大学のニシノモリ博士という人が、衰弱したオコリザルの体が小さくなることを発見し、その研究をもとに開発されているそうです。
モンスターボールの中はポケモンにとって心地よい環境になっているそうです。
アニメでの描写を見る限り、ボールの中には特別な装置が用意されているわけではなさそうですが、捕獲直後からトレーナーのいうことを聞くように調教する仕組みが備えられていると考えられます。
実はモンスターボールについての細かい仕様は、アニメや漫画、ゲームなど、メディアによって異なる点があるのですが、ここでは主にアニメでの仕様をまとめています。
ほかにもアニポケの考察記事を投稿しているので、ぜひ見ていってください。
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