【この記事でわかること】
- 誤配達の可能性があるときの連絡先
- 誤配達の可能性があるときに郵便局に聞くべきこと
- 「見つかりませんでした」と言われた場合の対処方法

先日、レターパックライトの誤配達がありましたが、無事に見つかりました。
この時の経験から効果的な行動を紹介します。
郵便物が届いていないのに、記録では配達完了になっている、という経験はないでしょうか。
Amazonや楽天などの通販で購入したものでなければ、誤配達の可能性が高いです。
誤配達は個人情報の情報漏洩などのリスクもあり、速やかに対処したいところです。
私の経験をもとに、誤配達の郵便物の発見に繋がった行動と注意事項を紹介します。
【効果的だった行動】
- 配達局ではなく本局のお客様サービス相談センターに問い合わせたこと
- 配達員の上司とお話したこと
- 配達員の位置記録を問い合わせたこと
【あまり効果のなかった行動】
- 配達局に問い合わせたこと
- 配達員本人と話したこと
それぞれについては以下で詳しく説明します。
誤配達の可能性があるときに取るべき行動

日本郵便本局のお客様サービス相談センターに問い合わせる
まず真っ先に問い合わせをすべきは、日本郵便本局(JPCC)です。
郵便局と一口に言っても、配達を担当する配達局と、配達局などを管理する本局に分かれています。
配達局に問い合わせても配達業務で忙しくて取り合ってもらえなかったり、対応が後回しにされたりすることがあるため、必ず元締めであるJPCCから配達局に連絡してもらいましょう。
JPCCのお問合せはこちらから↓
電話だと固定電話以外はナビダイヤル(0570)しか使えない点は注意しましょう。
通話料を負担したくない場合は、メールフォームから問い合わせをするとよいです。

問い合わせメールの書き方(例)
下記の郵便物が届かないのですが、ご連絡をいただけますでしょうか。
お問い合わせ番号
〇〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
〇月〇日に投函されたことになっているのですが、当方のポストには入っていませんでした。
内容物は〇〇〇〇ですので、非常に困っています。
一度詳しい状況をお話させていただきたいので、お電話いただけると幸いです

私の場合、メールを送って翌日には連絡をもらえましたが、すごく急ぎの場合はナビダイヤルの通話料がかかっても電話した方がいいかもしれません。
配達員の上司に相談すること
配達員本人からお話を聞くことも大切ですが、そのあと必ず上司の方にも相談しましょう。
こちらでは配達員本人の言っていることが正しいかどうか判断ができないからです。
知識と経験のある人に、配達員の行動を客観的に分析してもらいましょう。

私の場合、最初は配達員本人から電話を頂きました。
配達員本人は「見つからない」という報告で早く終わらせたがっている様子でしたので、上司の方に代わってもらい、相談に乗って頂きました。
配達員の位置記録を確認してもらうこと
最近の配達員はテレマティクスの端末を持って配達に出ています。
これにより、配達中いつどこにいたか、GPS記録が残っています。
投函時刻とGPS記録を照合してもらい、その時に配達員がどのあたりに居たかを調べてもらいましょう。
GPSの位置記録にはどうしても誤差はありますので、厳密に正確な位置は特定できませんが、それでも大体どのあたりに居たかは重要な情報です。
※配達が1カ月以上前だとGPS記録が残っていない可能性があるそうです。
誤配達の発見が難しくなるケース

配達局にしか連絡していない
配達局にしか連絡していないと、「見つからない」と報告されて終わってしまう可能性が高くなります。
配達局内で内々に処理することができるためです。
配達局に真摯に対応してもらうためにも、必ずJPCCに問い合わせをしましょう。
配達員としか話していない
配達員本人としか会話ができていないケースも、「見つからない」と報告を受けて終わってしまう可能性が高くなります。
必ず配達員の上司の方ともお話して、配達員の行動を分析してもらい、調査の余地を検討してもらいましょう。
普通郵便の場合
普通郵便の場合は、配達の記録が残っていないため、見つからない可能性が高くなります。
記録が残っていないため、追跡する方法が配達員の記憶に委ねられてしまうからです。
普通郵便の場合は、ダメもとで問い合わせをしてみて、見つからない場合はあきらめるしかありません。

私の場合、レターパックライトだったので見つかりましたが、そうでなければ難しかったと思います。
日数が経過しすぎている場合
投函から時間が日数が経過しすぎている場合も捜索が困難になります。
配達員の行動記録は1カ月くらいなら残っているらしいのですが、それ以上前になると残っていない可能性があるそうです。
また、配達員自身の記憶も相当薄れてしまい、手掛かりが少なくなってしまいます。
誤配達の可能性に気が付いたら、速やかに問い合わせをしましょう。

私の場合は3週間経過していましたが、それでも見つかったので、1カ月以内なら希望を捨てずに問い合わせをしましょう。
実際に誤配達を見つかったときの体験談

参考までに私が誤配達の郵便物を見つけてもらったときの経緯をお話します。
気が付いた時の状況
郵便物:レターパックライト
状況:(当時)3週間前に投函済
健康診断の結果がいつまでたっても来ないので、送付元に確認したところ、とっくにレターパックライトで発送済と言われました。
教えてもらった追跡番号を入力したら、確かに配達完了となっていましたが、全く身に覚えがありません。
誤配達の可能性を考え、日本郵政本局の客様サービス相談センターにメールで問い合わせをしました。
(問い合わせ翌日)
配達局から電話で連絡をもらえました。
この時は、配達員本人から「確かに住所のポストに投函した」「近隣のお宅のポストを見たけど見つかりませんでした。」と報告を受けました。
でも、3週間前の郵便物がポストに残っている可能性って、どのくらいのものでしょうか。
配達員の報告では納得できなかったので、配達員の上司の方に代わって頂き、相談しました。
結果、配達員の行動記録を遡って、近隣のお宅に聞き込み調査をしていただけることとなりました。
(さらに1週間後)
上司の方から「郵便物が見つかった」と報告を受けました。
やはり別のお宅のポストに投函されていたそうです。

上司の方に相談してほんとうに良かったです。
途中はもどかしい思いをしましたが、結果的に見つかったので一安心しました。
まとめ
以上、私の経験から誤配達を見つけてもらうのに効果的だった行動を振り返ると次の通りです。
【効果的だった行動】
- 本局のお客様サービス相談センターに問い合わせたこと
- 配達員の上司とお話したこと
- 配達員の位置記録を問い合わせたこと
調査の客観性を担保するためにも、本局と配達員の上司の方には相談した方が良いです。
JPCCのお問合せはこちらから↓
ただし、この方法で調査してもらえるのは、基本的には、レターパックやゆうパケットなど、記録が残るものです。
もし届かないものが普通郵便であったり、投函から1カ月以上時間が経過していると、見つかる可能性は低くなることは覚悟しましょう。
また、Amazonや楽天で購入したものであれば盗難の可能性もありますので、警察にも相談した方がよいでしょう。コロナ禍以降は置き配も増えたことから、盗難事件も増えています。
最近は折り畳み式で場所も取らない個人宅用の宅配ボックスも市販されていますので、玄関先に置いておくと置き引き被害に遭いにくくなります。検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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